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イブスキのこれから

ハム・ソーセージ工房 イブスキ

私、(代表)の指宿もあっという間に年齢を重ねて、店も設立30周年です!おかげさまで日々忙しくさせて頂きますと『時』が過ぎるのは、本当に光速の如くあっという間です。そろそろ店の将来も考えていかなければなりません。

本当に頑張ってくれるスタッフにも恵まれ、現在は信頼度の高い人達が、責任感の元、残って品質向上のために戦っています。昨年は、やっとやっと全員をドイツに連れて行けて、今は本当に「節目感」を感じます。

ハムソーセージ工房には「食品衛生管理者」という資格が必要なので、現在当店の若い製造者が、群馬食肉学校にて「講習会」を1か月間受講中です。彼女は、小学生の時から「イブスキ」当店の味を大好きになってくれて、現在も初志貫徹してくれています。

店長は、イブスキの歴史を殆ど店と共に歩んできたベテラン。妻が病に倒れた時に経理を継いでくれ、それ以降、「例え私が倒れたとしても、税理士さんのご指導の元運営は一応出来るようになって来ました。」

これから、しっかり店を継続させるには「むらっ気」を少しでも減らして、長年ご愛顧頂くお客様に、常にでき得る最高の品質とサービスをお届し続けなければなりません。それが出来ないならば、いつでも店をたたむ覚悟です。

数十年製造補助をしてくれる工房長。この人がいたからこれだけ長い間、店を続けてこられました。

でも、こんなに若くても、もうお孫さんもいていつかは後継も育ててあげて製造という大きな責任から少しずつ軽減してあげたいと思っています。


当店のスタッフは皆、真面目です。しかし私はそれが全ていい事だとも思えません。これだけ純粋でひたむきに頑張るスタッフは得てして、真面目すぎて、ろくにスタッフ間のおしゃべりもせず、ひたむきな「仕事100%」の人間になり「面白味」が無くなります。その遊びから、新しいアイディアが生まれます。完全に信用してる皆なので、サボっているのも見たことが無いので、どうなってもこの人たちの信頼は全く揺らがないので、『もっとサボれ!』『おしゃべりお茶でもして、人間の幅を広げろ!』と言いたい。

逆に言うと「そう忙しく無い日でも、仕事ばかりして時間が過ぎるだけの日々」を過ごすのが一番怖い。

「むらっ気をなくし、他人の長所ばかりに目を向ける!」創業する時、日々、金融機関を駆けずり回り、鼻で笑われて悔し涙を流した経験のない人達は私から見ると逆にかわいそうです。悔しさに打ち震える経験を皆にもやらせてあげたい。それだけで「この店を守るため、一生自分のアンテナを磨き上げるぞ!と血となり肉となる心の財産を得るので。

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